風景は人格形成に影響を与えるのだろうか。
そんな疑問を持ちながら取り組んだ課題である。
対象地は藤井寺市である。100年前は田園地帯が広がり、自然豊かな場所であったが、現在は人工物で覆われている。
多くの自然が失われた。100年先を見据えた共生都市の提案である。
ケビン・リンチの5つのエレメントに加えシンビオシス（自然との共生）を加えた6つのエレメントが都市を構成し新たな風景が生まれる。
その風景が風土となり、暮らす人々の原風景となること考え、記憶に残る風景はその後の人生に影響を与えるはずである。
一つ一つの風景の要素を自然、人工物、道のそれぞれのあり方を問い直した作品である。
京都芸術大学 作品展開催 2025年 3月9～16日
