ZEHとパッシブハウス

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは・・・年間の一次エネルギーの消費をプライマスナス0にした住宅。
そもそもCO2削減のための住宅。
ポイントは3つ。①断熱性能②省エネルギー③創エネルギー。
①によって熱の移動を減らし、②で高効率な設備を使い省エネし③で設備を動かすエネルギーを創る。
要は「高性能な設備を使った住宅」
パッシブハウスとは・・・昔からありますね。国が変わればその考え方もかわり求める内容も変わるけど
こういうことです「自然エネルギーを活用した高性能な建物」
外壁・窓・床・天井などからの熱損失を減らし極力設備を使わず(エネルギーを極力使わず)に自然エネルギー(太陽・風など)で暮らす住宅。
どちらもアプローチは異なるけどエネルギーを極力使わないこと。

今までは何となく目に見えない形で省エネをしてきた住宅業界ですが、
これからの時代はますますその目に見えないを具体的数値に置き換えていかないといけない時代。
個人的にはパッシブハウスを念頭に必要なところは高効率な設備でまかなえたら良いかと思うのですが、
やはりどちらも標準住宅に比べるとコストは上がる。
日本人は我慢するタイプなので他の国から省エネ基準が遅れているといわれるけど住まい方としてそれでいいような気がする。
国も変われば文化も気候も変わるわけだし。

しかし世界の流れからCO2削減は必要で、日本は住宅産業においては非常に遅れている。
2030年には新築住宅の平均でZEH基準を目指すと国は掲げているのでますます数値などの厳格化が進むのでしょう。
私の事務所もパッシブやZEH基準をクリアしたスマートな建物を目指さないと。

 

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